犬の消化管腫瘍②

針を刺す検査では診断がつけられませんでしたのでお腹をあけて手術することになりました。

 

以下、手術中の写真がでてきますので、苦手な方は注意してください。

 

 

 

↓↓

お腹をあけたところ腸の部分に固い腫瘍ができているのが確認されました。

 

 

 

腫瘍ができている腸ごと切除して、正常な腸同士を繋げました。

 

 

切除した腫瘍の部分です。

 

 

切除した腫瘍を病理検査に出したところ「未分化肉腫」との診断でした。

「未分化」肉腫のためどこの組織が元となって発生したのかはわかりませんでしたが、病理検査では腫瘍は取り切れているとの結果でした。

術後は定期的な血液検査・超音波検査で再発がないかチェックしていきます。

 

獣医師:清水